元店長のプライドとゴマすりだけは一流!使い物にならない恐怖の転職正社員夫婦!

元店長のプライドとゴマすりだけは一流!使い物にならない恐怖の転職正社員夫婦!

私がパートとして働いていたベンチャー企業の農家での話しです。

その農家は社長夫妻がイチから立ち上げた農家でした。社員とパート合わせて10名に満たない小さな会社でしたが、無事に起業後数年で法人化を果たし、海外での事業にも取り組み、海外実習生を受け入れる等、成長に積極的な会社でした。

そんなある日、事業拡大に伴い即戦力となる人材の募集を始めることになりました。60名程の応募があり、その内でたった1人だけ採用となりました。

採用された30代の男性Uさんは、某大手インテリアメーカーで店長の経歴を持ち、マネジメント業務に長けていとの事で採用が決まった方でした。

今後のマネジメント面で不安要素を抱えていた社長は、Uさんに絶大な期待を寄せていました。

しかしこのUさん、とんだ問題児だったのです。

パートには基本的に挨拶はしないということから始まり、農場長に言われていた業務をパートに伝えない、パートから教えてもらった事は実行せず、

オリジナルの方法で作業を行いその尻拭いをパートにさせる、失敗は社会人1年生の女性社員におしつける、などなど…数え始めたらキリがないほどろくに仕事ができない人でした。

もちろんパートからの信頼は全くなく、話を合わせたわけでもなく自然とみんなできるだけ関わらないようになっていきました。

しかし会社の方針が、”経験豊富なパートが、新しく入った社員を指導する”というものだったので、仕方なく教えていると、

「俺は店長の経験があるんだから、パートなんかに教えてもらう事はない。」
と言うのです。

挙句の果てにはUさんが「〇〇しといて下さい。」と指示してきたので、「わからないので教えてもらいたいのですが、〇〇とは何ですか?」と質問すると、「え?知りません。」と即答。

パート全員空い口が塞がりませんでした。

そのUさんの奥さんもなぜか業務にフェードインしてきた挙句、Uさん同様初日のあいさつもなく、仕事は遅いわ、敬語は使えないわ、乳児同伴で出勤するわ…とこちらもやりたい放題。

”店長”とちやほやされていた頃のスタンスが夫婦そろって抜けていないまま、店長気分で転職してきたのです。

社長夫婦も、Uさん家族は遠方からわざわざ引っ越してきたから、と人が良すぎる放任主義。

Uさん夫婦による社長夫婦へのゴマすりも日に日に目立つようになり、自分が有利になるように、ありもしないことを耳打ちするなど、悪い意味でピュアで潔癖な社長夫婦を洗脳して、しかも社長夫婦もそれを疑わず鵜呑みにし初めてしまって…。

社長によるパートへの疑心暗鬼が始まり、社内の雰囲気が日に日に悪くなっていくのがわかりました。

対処法or解決策

初めはできるだけUさんに関わらないようにしていました。といっても社会人としての基本的なマナーとして、あいさつやホウレンソウは怠りませんでした。

しかし業務拡大によって管理するハウスが増え、実質的にUさんの配下で仕事をすることになったので、思い切って退職しました。

もともと農業という事もあって、肉体的、環境的にも労働条件はとても厳しく、賃金面でもこれといった魅力はなかったので辞める良いきっかけとなりました。

今後改善の余地がみられない会社の姿勢に、神経すり減らして勤める義理もありませんから。

従業員の少ない家族経営の会社はとても閉鎖的です。社長夫婦に取り入った人間が出世し、仕事はできなくてもイエスマンだけが残れるというのを目の当たりにして、そんな会社の為に一生懸命知恵と労力と時間を使うことが無駄の極みだということもわかりました。

待遇が良ければ努力して人間関係を構築しようとも思いますが、都道府県で指定されている最低賃金しか支給されず、作業時間を分刻みで記録され、問題児社員とその配偶者の教育までもパートがみなければいけないことに何のメリットもありませんでした。

辞めた今、この農家の名前を出すと地域の人たちは「やっぱりね。あの農家がブラック企業って本当だったんだね。」と言われます。

自分が壊れてしまう前に見切りをつけて辞めて本当に正解だったなと思います。

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