うつ病の友人とのトラブル

うつ病の友人とのトラブル

始まりは、見慣れない番号からの着信が数件入ったことだった。
スルーしていたら、着信数が日に日に増えていった。

さすがに恐ろしくなり、着信拒否をしていたら、高校時代に仲の良かった同級生の間で要注意案件として連絡が回るようになった。

聞く所によると、元同級生で海外に出た友人Aがうつ病になり、次々と同じクラスだった仲間の連絡先を求めてくるとのこと。

SNSを持つ人に延々と重い内容のメッセージが届き、受け取る側が精神的に耐えられなくなると、次の元同級生の連絡先を求められる。

携帯しか連絡先のない人間には、昼夜を問わず電話がかかってくる。そして、重い内容の会話が続く。

耐えきれなくなり、電話を遠慮してもらうように言うと、次の連絡先を求められる。
以上のことから、友人Aからの連絡に注意喚起がなされた。

見慣れない番号からの大量着信は、海外でうつに悩む元同級生からのものの可能性が高くなった。

しかし、すでに着信拒否にしたうえSNSもやっていないので、もう連絡が来ることはないと思っていた。

・・・何も知らない弟の電話に連絡が来た。

すでに弟が私の在宅を告げたため、電話を無視できず応対することにした。

懐かしい友人Aは、うつ病にかかったことを語ってきた。
そして、うつ病ではあるが、人のために何かしたいので連絡をとることにしたとも言ってきた。

その後、延々と私がまだ結婚していないことについて、言及された。

なぜ結婚しないのか?相手に問題があるのではないか?結婚の意志がない相手など捨ててしまえ!
もっと良い相手がみつかるはずだ。自分の年齢を考えろ。今結婚しなければ一生後悔するはずだ!

私のための忠告としても、衝撃が大きかった。

相手になんの落ち度もない。私に理由があって今のところ結婚していないだけだと説明しても理解してもらえない。

うつ病のため、聞き入れてもらえないのだろうか?本当に困った。

噂通り、私の神経が耐えられなくなって、「ごめん、もう話は聞けない」と電話を一方的に切った。

そして、弟にも着信拒否をお願いした。

正直、その夜は眠れなかった。私が拒否したことで、思い余って命を絶ってしまっていたらどうしよう!

そんな考えが、一晩中頭の中を駆け巡っていた。

そして、なぜか明け方に弟に起こされた。「まさか本当に・・・!?」と青ざめた。

弟は、開口一番、「今日出かけたいからお前の車を貸してくれ」と言ってきた。

友人Aは何の関係もなかった。紛らわしい時間に紛らわしいことをするなと本気で怒った。

幸い、友人Aは、数ヶ月たった今も健在らしい。

 対処法or解決法

このことがあった後、うつ病関係の本に目を通しまくった。

どのような会話をするのが相手にとって望ましいのか調べまくった。

もう2度と、「自分の一言がキッカケでうつ病の人の命が終わってしまうのではないか」という恐怖にかられるのはごめんだ。

分かったことは、基本的に相手の話を否定をしないこと。
同じことを繰り返して、返事をすること。

以上の2点だった。

ただし、精神的に耐えられるかどうかは、疑問だ。

もう一度友人Aと話をするには、相応の覚悟を持ってからでないと厳しいと感じた。
人に優しくすることの、なんと難しいことか・・・。

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